FX学習メモ

自分のFX勉強のメモとして

2018年12月9日(日) 講義内容振り返り

本日は講義の日でした。

今回からデモトレードの振り返りが始まり、また新しい気付きがありました。

とても内容の濃い時間をいただき、先生にはいつもながら感謝感謝です。

 

講義内容を載せておきます。

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1.エントリー方法の紹介:成行

◆概要

すぐにでもエントリーしないと上昇/下落の波に乗り遅れてしまうような状況の際に利用するタイプの発注方法

・事前の流れを丁寧に見極めるべきではあるが、いざエントリーする際は躊躇せずに実行する必要がある

・主な発注パターンとしては下記3種類である

 

パターン①:明示的なシグナルが出たのち、上昇(もしくは下落)した場合

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・上図例では、V字が左側のレンジで(緑丸内)発現しており、それをトリガーに上昇している

・その上昇の後に形成されるレンジが形成され、ここからさらに上昇する確率が非常に高く、左側のレンジ下側で指値を置いて待っていると乗りおくれる(乗り損ねる)可能性がある

そんな時こそ成行でエントリーする

・上図ではレンジ右側のお椀の底あたりでエントリー出来ればベスト!

 

パターン②:指標・要人発言などによる突発的な上昇・下落

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・上図例では緑四角のタイミングで指標発表や要人発言があり、それをトリガーに大きく下落している

・その後いったん下げ止まったのち、あるレートで跳ね返される形はこのあと下げていく確率が高く、指値で待っているとエントリーし損ねる可能性がある

・そんな場合には成行でエントリーする必要がある

 

パターン③:パターン①/②以外での突発的な上昇・下落

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・突然のニュースなどを材料にして、レートが大きく上昇・下落することがある

・パターン①/②同様にレートが大きく動いた後は、その方向に引き続き動くことが多い

・上図例では突発的に大きく下落しており、いったん下げ止まっているがその後も同じ方向(下落)に動く確率が高く、指値ではエントリーし損ねる可能性があるので成行でエントリーするのがよい

 

※なお、成行でエントリーする場合、エントリー位置が指値の場合よりも上になる(より不利な位置で約定する)ことが多いが、その場合でも損切位置は上にずらすなど変更してはならない(損切位置の根拠が崩れてしまうため)

※また、例えばレンジ幅が10pipsだった場合、5pipsより下で成行エントリーするのが良いかもしれない(と先生は経験則的におっしゃってました)→成行にしても5pips以上の幅より上でエントリーするのはリスクが高くなってしまうため

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2.デモトレードチェック

・ デモトレードについてはパワーポイントにて資料をまとめ、そちらを先生にチェックいただいた

・USDJPYにて、11月26日(月)と12月6日(木)にエントリーした

・それ以外の11月26日週および12月3日週はノーエントリー

・エントリー/ノーエントリーどちらも特にチャート方向性やエントリー根拠に問題はなかった

・特に12月6日(木)はすぐに損切されたが、根拠をもってエントリー出来ているので、無理やり利益にしようと考え方を変えるのではなく、この姿勢を崩さないようにするのが大切だ、と先生からアドバイスいただいた

なお、デモトレードの資料を丸ごと載せるとかなり冗長になるので、ブログへの反映方法については今後要検討とする

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3.検証チャート添削

EURUSD 5m 2014.5.16(金)

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・画面左から下落しているのが分かるので、緑四角あたりでのエントリーは下落途中のお椀の上でのそれとなる

・このショートエントリーには特に問題なし

・その後の紫丸が問題

・これを大きなノイズとみなすことも出来るが、上昇反発へのシグナルとみなすことも出来る(つまりどちらにも動く可能性がある)

 

 

EURUSD 5m 2014.6.20(金)

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・画面中央のFOMC指標発表は、結局同じレートに戻っているのでノイズとみなすことができる

・さらに画面中央のレンジでは直近高値も上抜いているので上目線と考えて問題ない

・ということでこのレンジ下側でのロングエントリーもOK

・ただし、その後の青丸のダブルトップは下落のシグナルとなっており、緑丸のレンジ以降は上昇・下落どちらにも振れる可能性がある

・もし画面中央でショートエントリー出来ているのであれば、そのままロングポジションを保持して様子を見てもよいが、新規で入るのはかなり難しい(というか無理だろう)とのこと

 

EURUSD 5m 2014.7.1(火)

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・画面左からは下落しているのが分かる

・その後底をつけた後、上昇しているがこの段階ではまだ下落する可能性(黄色矢印一つ目)も大いにある

・さらに上昇してレンジを形成し、その中で逆V字を形成している

・逆V字は下落のシグナルではあるが、チャートでは下落せずに上昇している

これは逆V字のフェイクとみなすことができる(上昇のシグナル!)

・さらに直近高値を上抜いて画面中央あたりでレンジ形成していることから、このレンジの下側(緑丸上)でロングエントリーすることは可能

・もし安全にエントリーするのであれば、直近高値を上抜く手前のレンジ下側(緑丸下:1.3630)あたりに指値を置く方法もある、とのこと

 

 

EURUSD 5m 2014.9.1(月)

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・画面右側の3点跳ね返りは小さめの跳ね返りとなっている

・これは一般的な3点跳ね返りと比べると小さな下落を起こす効果はあるが大きな動きにはならないことが多い

・上記チャートでは紫四角で上昇の勢いがなくなって下落しているので、これで目線下が確定したとみなしてよい、とのこと

・ただし、チャートは下落し続けており、レートが落ち着かない限りエントリーは難しいだろう、とのこと

 

EURUSD 5m 2014.10.13(月)

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・画面中央左側のダブルトップは下落のシグナルと考えることができる

・その後緑丸でもみ合って、さらに下落していることで下目線確定とする(もし上昇するのであれば、黄色矢印のようになっている可能性が高いため)

・その後1.2700を下抜いてレンジを形成しているため、1.2700のあたりでショートエントリーが可能(安全に行くのであれば、1.2700の少し上でのエントリーとなる)

 

EURUSD 5m 2014.5.16(金)

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・画面左から下落しているのが分かる

・その後1.2300を上限にしたレンジを形成する

・さらに下落してダブルボトムを形成したのち、直近高値の1.2300を上抜く形で大きく上昇している

・これで上目線確定と考えることができるため、1.2300の下側でロングエントリー

・さらに上昇のシグナルであるV字も形成されて上昇のダメ押しをされていることが分かる

・その後は順調に上昇している

・その他のポイントとしては、画面左から来ている下落に沿って緑丸あたりでエントリーしている参加者が、急激な上昇で損切を巻き込んでいるのも大きな上昇を助ける動きとなっているところ

・大きく上昇したのち、水色丸では大きく下落しているので、その後はエントリーするには難しいチャートとなっている