2018年10月10日(水) 講義内容振り返り
本日夜、講義を受講いたしました。
今回も盛りだくさんな内容でした。
講義内容を載せておきます。
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[ファイリングの応用]
・今まで検証してきたチャートの中で、方向性を示唆するようなシグナルをまとめる
・これまで講義の中で教えていただいたシグナル(V字、三点跳ね返りなど)でもよいし、それ以外のシグナルでもよいので、それらをまとめる
・さらに、そのシグナルを一般化するためのシグナルの定義(高さ、幅、長さなど)も書き出してみる
・そうすることで、今後実際のチャートを見た時に探しやすくなるし、見逃しにくくなるというメリットがある
[代表的なチャートの説明]
●曲線と空間認識
・大きな放物線のような曲線を描いて下落(または上昇)していく動きは勢いがある
・上昇トレンド発生最中における途中のレンジで出現したお椀型の曲線は、レンジの底を示唆していることが多い(下落局面ではその逆)
・上昇局面で高値モミモミ状態のレンジを形成しているチャートでは、いったん下落する可能性が高く、レンジの下側と上側の間に空間を作る形になりやすい
・そのため、レンジの下側で指値をセットして待ち構える、という方法でエントリーすることも可能となる
・レンジ内における曲線と空間はセットで出現することが多い
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[添削チャート]
添削いただいたチャートを載せます。
USDJPY 5m 2015.6.24(水)
・画面中央のダブルトップは結果からするとフェイクだったようだ
・黄色矢印のように、下落している可能性もあった(が今回は上昇している)
・その後レンジを形成しているので、その下側でのロングエントリーで問題はない
USDJPY 5m 2015.7.13(月)
・画面左側を見ると、勢いよく下落しているのが分かる
・その後反発してはいるが、画面中央あたりでは、上昇/下落どちらの可能性もある
・上昇するための根拠(特徴的なシグナルなど)がない限り、ロングエントリーは難しいと思われる
・講師の方なら、スルーするだろうとのこと
USDJPY 5m 2015.8.6(木)
・直近高値を上抜いているのが分かる
・その後画面中央右側でレンジを形成しているので、ロングエントリー
・LCは画面中央のレンジ上側の少し下としたが、狩られてしまっている
・これは明らかに大口にやられてしまったので、仕方ないと考える
USDJPY 5m 2015.8.12(水)
・このチャートも完全に上昇局面と言い切れない(赤横線の直近高値より下)
・自分としては節目を上抜く際の上方ブレイクを根拠に、上方向と判断した
・この上方ブレイクのようなシグナルが他でも確認できるか、過去チャートを探してみるのがよい、とのこと(シグナルのファイリング候補として)
USDJPY 5m 2015.8.21(水)
・FOMC議事録公表を材料に下落しているのが分かる
・その後、日付が変わるあたりでサポートラインを割って下落している
・この時点で下落確定と判断し、その後発生したレンジの上側でショートエントリーを想定
・ただし、画面右側のレンジは緩やかなお椀型の曲線を描いているので、上方向に戻す可能性もあり、そこは警戒する必要がある
・なので、安全策を取る場合は上の緑丸でエントリー、攻めるのであれば下の緑丸でエントリーするのが良いのではないか、とのこと